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訪問団体:東京大学大学院グローバルリーダーシップコース 学生27名(世界各国)

研修目的:被災地の情報収集と交流を通して、地域回復力(Resilience)について学び、持続可能な地域復興につながるプロジェクトの提案を行う

研修内容:町内視察(津波被害及び復興計画について)、意見交換会、町内高校生との交流会、当団体の活動の説明

*This program was conducted in English and Japanese.

 

 

今回のプログラムは、持続可能な社会をつくりあげるグローバルリーダーを育てるための東京大学大学院コースの、サマープログラムです。世界各国から多様なバックグラウンドをもった学生が集まりました。

 

大槌に1週間程滞在し、地元の人々と交流し、話をするところから丁寧に作りあげられているこのプログラム。当団体は、交流企画や町内視察のコーディネートをさせて頂きました。初日は、まずフランクにはなせる雰囲気を作るため、BBQ交流会!その前にも、外国人のアイディアらしいアイスブレイクが用意されており、参加した高校生達は驚きながらも楽しんでいました。BBQを通して話しやすい雰囲気が出来た所で、町の復興計画や自分達の夢について様々な意見交換があちこちで見受けられ、高校生達は考えたり戸惑いつつも、しっかりと自分の想いや意見を口にしていました。

 

町内視察は、3.11の状況説明から、それを経て町民が今どんな思いを抱えて暮らしているのか、復興計画について、それに対する町民の様々な意見の紹介などを場所や視点を変えつつ英語で行いました。

 

様々な視点や専門性をもった学生がいた今回のコースですが、どの分野のどんな研究をするにしても、どんな地域再興の提案をするにしても、住民の人の思いに寄り添わなければ持続可能なプログラムは出来ません。だからこそ、これからも当団体の強みである「大槌を5感で感じてもらう」事からスタートするツアーコンテンツを提供していこうを改めて思い直した数日間でした。